ミルズは投資事業で将来のリスクを回避する

投資と言うと、「簡単に儲けられる」、「大金持ちになれる」といった楽観的なものと、反対に「難しくて大損をする」、「人生を破滅させる」といった悲観的なイメージをよく耳にします。しかし、ミルズはこの2つとも違う意味で投資事業を行っています。

ミルズの投資事業

ミルズは、今年6月に東京・浅草のオフィスビルの1フロアーを購入しました。建物は8階建てでミルズの所有は7階部分になります。牛乳とお弁当を配達をしている会社が何で?と思われるかと思いますが、その目的は「ミルズで働く従業員とその家族の生活を守る為」なのです。

 投資事業はリスク回避

今年の6月、大阪北部を震源とした大地震が発生しました。日本列島は地震が大変多く、ミルズもこれまで2004年の中越地震から中越沖地震、東日本大震災、熊本地震と経営に多大な影響を受けてきました。宅配業は物流がストップするイコール収入が途絶えてしまいますが、人件費、固定費は毎月支払わなくてはなりません。少なくとも3ヶ月位の支出に耐えられる資産を保有しておく必要がありますが、投資事業はその担保として保有する価値があります。

PL事業とBS事業

ミルズは乳製品とお弁当の宅配業を主に行っています。これらの事業は、商品を仕入、その商品をお客様へ販売することで売上代金を頂いていますが、つまり経営資源の『人』、『もの』が活動することで利益が発生する事業をミルズでは『PL事業』と考えます。

一方、経営資源の『かね』、『情報』を活用して所有する資産から利益を得られる事業を『BS事業』と考えます。事業をされている方で銀行に口座をお持ちでない方はほとんどいないと思います。銀行に預け入れる場合、普通預金よりも定期預金の方が利率が高いので、出来るだけ定期預金にすることを考えると思います。このように口座に預金を預けているだけで利益を得るようなPL事業で得てきた資産を有効活用することがBS事業となります。

BS事業の収益性

ミルズのBS事業には、2つの狙いがあります。1つ目はBS事業からの収益性を期待するものと、2つ目は収益性よりもPL事業の保険として価値のある資産を所有することです。1つ目の収益性を期待するものとして、住居用の不動産事業があります。住居用の不動産、つまりアパート、マンションはテナント用オフィスよりも収益性は高いですが、資産価値は年々下がっていきます。反対にテナント用オフィスは収益性が低いですが資産価値は下がりにくいです。そして不測の事態の時に換金できるメリットがあります。

まとめ

会社は本業のみで収益性を高め、発展していくことが望ましいと思います。しかし、想定外の事態に対応する為には多面的で長期的な対策を取って行く必要があります。

 

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森圭一

㈱MILLSで経理を担当しています。簿記2級があるという軽い気持ちで住宅営業から会計事務所へ転職して13年。先輩の紹介でMILLSに入社することができました。部門的に専門的な財務会計も必要ですが、それ以上に管理資料の作成が主な仕事になっています。アナログ人間の自分には、資料作りが非常に苦痛ですが、日頃から人に親切にしておくことで日々助けてもらっています。
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