
方向音痴でも配達のお仕事できますか? 配達のルートはどうやって覚えるの
当社のような宅配のお仕事は配達先に行くまでの道順やお届け先を覚えなければいけませんが、
方向音痴で道順を覚える自信が無いという人もいらっしゃるかと思います。
今回は私のお勧めする道路や道順の覚え方についてお話しします。
道路や道順を覚えるコツ
道路にある目印や景色を覚えましょう。
信号機はもちろん看板や標識など目標物や家の形や色を覚えて記憶します。
商店やカーブミラー、バス停、消火栓など消防設備なども目印になります。
「カーブミラーのあるT字路を左に曲がって7件目 右側の緑の家」などです。
車や自転車など動く可能性がある目印は目標にしてはいけません。
確認した目印は覚えるためにメモを取っておきましょう。
目印が見つけられない場合は逆にここまで来たら通り過ぎたという目印も有りです。
「ここから10件目 消火栓から2件手前」だと消火栓を超えたら行き過ぎとわかります。
地図を見てイメージトレーニングしましょう
地図を見ながら1件目から2件目と道順を追って頭の中にイメージを描きます。
自分がどの方向を向いているかを認識することが重要でそこから道路の曲がり具合や信号、
交差点をイメージして目的地の情報を頭にインプットします。
「1丁目という名称の信号の先 道路のカーブが終わった2本目路地を左折」などです。
学校や郵便局、銀行、コンビニの場所など地図でコースの全体像を認識するのも大切です。
ナビを使うと覚えられません
私はスタッフの休みに代わりに配達する場合に限りGoogle Mapというスマートフォンの
ナビアプリを補助的に利用しますが、本当にコースを覚えるのにナビを使うと
ナビの案内を当てにして目標物や風景を覚えられません。
本当に覚えたい場合、ナビは補助的に利用して地図を見ながら目標物を覚えるやり方をお勧めします。
ちなみに当社の配達同行研修の方法
新人さんが入社されて配達コースを担当していただく場合、慣れたベテランの配達担当と同行研修を行います。
車の助手席に乗って業務の研修を行いながら配達コースを覚えていただきます。
基本5回の同行研修を実施しますが、5回で覚える自信がない人は配達地図を見ながら
空配(からはい 地図を見ながら実際のコースを回ってみる)をして覚えます。
ほとんどの方が5回の同行でコースを覚えて独立されていきますが、
規定回数で覚えられない方には覚えるまで追加で同行しますのでご安心ください。
まとめ
普段通勤で使っている道でも配達コースとして覚えようと意識すると
「こんなところにお店があったのか」など気づきがあります。
意識して反復練習をすれば覚えられない道はありません。
実は私も方向音痴ですがこのやり方で覚えていますので
道を覚えるのが苦手な人はぜひ試してみてください。

木間詳和

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