経理をするには簿記は必要なの?

経理スタッフの求人条件によく簿記検定とありますが、どの位の簿記知識が必要なのでしょうか。

簿記ってどんなもの

簿記には大きく分けて「商業簿記」と「工業簿記」があります。
商業簿記とは、モノを仕入て販売する小売業や卸売業、美容院など技術などのサービスの対価として利益を稼ぐサービス業に使われる簿記になります。
工業簿記とは、商業簿記に機械部品の製造などモノを製造する工程が含まれるものになります。
商工会議所で行われる簿記検定試験も簿記3級までは商業簿記しかありませんが、2級から工業簿記が含まれるようになります。
商業簿記も工業簿記も基本的な仕組みは同じで、業種による違いで勘定科目が違うだけになります。

経理に最低限必要になる簿記知識

経理に最低限必要な簿記知識は、会社の業種、規模、職責にもよりますが、一般経理スタッフであれば商業簿記3級があれば大丈夫のはずです。
商業簿記と工業簿記も基本的に仕組みは同じですし、要するに応用力があれば対応できるということです。

簿記の仕組みとは

簿記には「借方」と「貸方」というものがあります。簡単に考えれば「左」と「右」とも言えるでしょう。
簿記の流れは、貸方から始まります。
例えば、起業して事業を始める最初の仕訳は
【借方】 現金 / 【貸方】 資本金
で始まります。
ここでのポイントはお金の流れが「右」からきていることです。資本金が現金になったという流れです。
現金で商品を仕入れて、商品を販売をして現金を受け取った、という仕訳は
【借方】 仕入 / 【貸方】 現金
【借方】 現金 / 【貸方】 売上
となります。
銀行から借入をして、建物を建てたという仕訳は
【借方】 建物 / 【貸方】 借入金
となります。
簿記の流れは全て、「右」→「左」となります。
あとは事実に勘定科目を当てはめるだけになります。

経理の仕事をするには

経理で会計の仕事をする為には特別な知識が必要でなく、物事の事実を整理しそれを勘定科目というものに集約できることが重要になります。
勘定科目は本などから学ぶ必要がありますが、会社を行う管理会計であれば会社に則した勘定科目名を使用しても問題ありませんし、その方が
より実務的に役立つ資料となります。

まとめ

経理という仕事は数字を扱うだけで、その事実が目の前にはなく体感することができないものです。しかし、数字が表していることから事実をイメージできることが必要不可欠になります。確かに経理の仕事をする為には最低限の簿記などの知識が必要になりますが、それ以上に物事を順序立てて、関連づけて考えることが最も必要とされるものになります。

 

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森圭一

㈱MILLSで経理を担当しています。簿記2級があるという軽い気持ちで住宅営業から会計事務所へ転職して13年。先輩の紹介でMILLSに入社することができました。部門的に専門的な財務会計も必要ですが、それ以上に管理資料の作成が主な仕事になっています。アナログ人間の自分には、資料作りが非常に苦痛ですが、日頃から人に親切にしておくことで日々助けてもらっています。
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