値引 割戻 割引の会計処理の違い

経理をしていると値引、割戻、割引という勘定科目を目にしますが、何が違うのでしょうか。

値引の処理

値引とは、商品やサービスの価値が下がることに対する処理になります。
スーパーで夕方になると生鮮食品が値引になることがあります。このように鮮度が落ちる、新商品によって在庫品が古いタイプになったことにより
価格を下げること値引と言います。
会計処理は売上値引という勘定科目を使うか、売上の逆仕訳になります。

〇10,000円の商品値引をした
【借方】売上値引  10,000  【貸方】売掛金  10,000
又は
【借方】売上    10,000  【貸方】売掛金  10,000

割戻の処理

割戻とは、商品やサービスの量によって価格を下げることに対する処理になります。
1着5,000円のセーターを2着まとめて購入すれば1着4,000円にするなんてことがあります。
この場合も値引と同じ処理になります。

割引の処理

割引とは、支払期限前に支払をすることに対する処理になります。支払期限が月末なのに現金即日払いなんてことがあります。
この支払期限よりも早いことに対して利息分を戻してあげる意味で安くすることを言います。
これは商品の価値ではなく金融(?)的な意味があるので、営業外損益で処理します。銀行の支払利息と同じですね。

〇商品100,000円を売り上げた。支払は月末締の翌月末払いであるが即日払いを受けたので1,000円の割引をした。
【借方】売掛金 100,000  【貸方】売上  100,000

【借方】現金   99,000  【貸方】売掛金 100,000
売上割戻 1,000

まとめ

値引、割戻、割引の処理を売上高の逆仕訳にしないで区別することで、会社の現状をより正確に把握することができます。
値引が多ければ在庫品の回転が悪いとも言えますし、割戻が多ければ入金額は少なくなるが、回収サイトが早くて良いとも言えます。
会計処理を区別することで会社の現状を把握することができます。
 

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森圭一

㈱MILLSで経理を担当しています。簿記2級があるという軽い気持ちで住宅営業から会計事務所へ転職して13年。先輩の紹介でMILLSに入社することができました。部門的に専門的な財務会計も必要ですが、それ以上に管理資料の作成が主な仕事になっています。アナログ人間の自分には、資料作りが非常に苦痛ですが、日頃から人に親切にしておくことで日々助けてもらっています。
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