経理としての金融機関との付き合い方

会社は事業活動を続けて行くためには金融機関と付き合っていく必要があります。代表である社長でなく経理としてはどのような所に気を付けて金融機関と接していけば良いのでしょうか。

金融機関だって営利会社

世間一般的に言えば、金融機関は困った時には助けてくれる正義の味方のようなイメージがあると思いますが、企業形態に多少違いはありますが金融機関だって営利を追求しています。つまり、損をしてまで付き合ってくれないと言うことです。これがいけないと言っているのでなく、勝手に思い込んでいる側が考える必要があると言うことです。銀行は株式会社で上場していますので、株主に不利益を与えてまで会社のことを考えてくれるわけではありません。銀行にも利益(メリット)を与えることを考え付き合わないといけません

お金は仕入るもの

会社が銀行と取引する目的は、「お金」を調達する為です。これは材料を仕入のと一緒で、お金を仕入れてそのお金を使って利益を生み出すものです。仕入先への支払いの為に借入するのは、仕入れたものを販売して利益を生み出し、その一部を返済します。その残りがお金を仕入て生み出した利益になります。仕入先に支払いをする為に借入するという考えではいけません。

返済原資を明確しておく

金融機関にとっては貸したお金を返してもらえるかが一番重要です。どんなにすばらしい事業計画で革新的なアイデアでもそれが儲かって更に貸したお金が返してもらえなければお金を貸してくれません。常に、利益が生み出され、その根拠と実現性を確実なものとし、さらにそれを理解と共感を得られるオペレーションが必要になります。

会社全体を把握しておく

経理として細かい経理処理は当然ですが、その会社の全体像まで把握しておく必要があります。金融機関は会計事務所と違って会社の細かい経理処理のことまで理解していません。ファンダメンタル指数や財務分析指標からの切り口からの話になります。細かい経理処理の積み重ねが全体の数字にはなりますが、金融機関に理解を求める為には相手が求める説明、話題作りが必要になります。

まとめ

経理と言えば正確な経理処理と実直な業務が求められてきましたが、これからコミュニケーション能力とバランス感覚がとても重要になります。金融機関との取引も営利活動の一環です。お互いがWIN&WINになれる関係性を考える必要があります。

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森圭一

㈱MILLSで経理を担当しています。簿記2級があるという軽い気持ちで住宅営業から会計事務所へ転職して13年。先輩の紹介でMILLSに入社することができました。部門的に専門的な財務会計も必要ですが、それ以上に管理資料の作成が主な仕事になっています。アナログ人間の自分には、資料作りが非常に苦痛ですが、日頃から人に親切にしておくことで日々助けてもらっています。
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