扶養控除申告書、障害者、寡婦、寡夫又は勤労学正の書き方について

扶養控除申告書のC、D欄と住民税に関する事項についてご紹介します。ここまでを覚えておけばご自身の申告書の内容についても問題なくかけると思いますので、ご参考下さい。

障害者、寡婦、寡夫又は勤労学正

まず最初にチェックをする項目


この部分ですが、また用紙の裏面をちょっと確認してみましょう。それぞれ用語の定義がかかれています。

【⑨障害者(特別障害者)】 所得者本人又はその①の同一生計配偶者や④の扶養親族で、次のいずれかに該当する人

障害者の方については、①の部分にチェックをいれ、その右側の部分に人数を埋めていきましょう。
「一般の障害者」「特別の障害者」については同様に裏面に記載をされておりますが、基本的には重度である場合には「特別の障害者」にチェックをいれて、そうでない場合には「一般の障害者」にチェックを入れれば問題ありません。
ただし、扶養親族が障害者の場合には、チェックを入れた後に()内に人数も記入致しましょう。
またこの部分にチェックを入れた際は、その右側にある「左記の内容」について障害の内容などについて記載を致しましょう。

次にチェックする項目

続いて隣にある4つのチェック項目ですが、こちらの用語についても裏面に定義が記載されております。
まずは、同じ分類である寡婦(寡夫)からご説明します。

【⑪寡婦】所得者本人で、次に掲げる人
イ 次のいずれかに該当する人で、④の扶養親族又は生計を一にする子(他の人の①の同一生計配偶者又は④の扶養親族とされている者、平成30 年中の所得の見積額が38 万円を超える者は除きます。)のある人
(イ)夫と死別した後、婚姻していない人、(ロ)夫と離婚した後、婚姻していない人、(ハ)夫の生死が明らかでない人
ロ 上記イに掲げる人のほか、次のいずれかに該当する人で、平成30 年中の所得の見積額が500 万円以下(給与所得だけの場合は、給与の収入金額が6,888,889 円以下)の人
(イ)夫と死別した後、婚姻していない人、(ロ)夫の生死が明らかでない人
【⑫特別の寡婦】⑪の寡婦のうち、④の扶養親族である子を有し、かつ、平成30 年中の所得の見積額が500 万円以下の人
【⑬寡夫】所得者本人で、次に掲げる人のうち、⑪のイの生計を一にする子があり、かつ、平成30 年中の所得の見積額が500 万円以下の人
(イ)妻と死別した後、婚姻していない人、(ロ)妻と離婚した後、婚姻していない人、(ハ)妻の生死が明らかでない人

一般的にはシングルマザー(ファーザー)の方が対象になる場合があります。
それぞれの条件について、もう少し細かく見ていきます。

寡婦:下記の条件のどちらかの場合の方はチェックをする
①夫と死別、離別又は不明で、その後婚姻をしていない方
“かつ”生計を一とする扶養親族(所得見積が38万以下)がいる
②夫と死別又は不明で、その後婚姻をしていない方
“かつ”所得見積が500万以下の方

特別の寡婦:寡婦のうち、「扶養親族(所得見積が38万以下)がいて、所得見積が500万以下の方」の場合にはチェックを付けます。

寡夫:下記の条件の場合にはチェックをつけます。
妻と死別、離別又は不明で、その後婚姻をしていない方
“かつ”生計を一とする扶養親族(所得見積が38万以下)がいる
“かつ”所得見積が500万以下の方

一人親の方については、こういった所も活用して税金控除を受ける事が可能になりますので、条件にあった人はチェックを忘れずに入れましょう。

もう一つの勤労学生ですが、こちらについても同様に定義をされております。

【⑭勤労学生】 所得者本人で、次の全てに該当する人
イ 大学、高等学校などの学生や生徒、一定の要件を備えた専修学校、各種学校の生徒又は職業訓練法人の行う認定職業訓練を受ける訓練生であること。
(注)専修学校、各種学校の生徒や職業訓練法人の訓練生については、文部科学大臣又は厚生労働大臣の証明書の写しと学校長又は職業訓練法人の代表者の証明書を添付してください。
ロ 自分の勤労に基づいて得た事業所得、給与所得、退職所得又は雑所得(以下「給与所得等」といいます。)があること。
ハ 平成30 年中の所得の見積額が65 万円以下(給与所得だけの場合は、給与の収入金額が130 万円以下)であって、そのうち給与所得等以外の所得が10 万円以下であること。

勤労学生ですが、大体大学生がアルバイトなどをした場合を想定してチェックを入れる事になります。
ただし、ここにチェックを入れた対象者が所得が65万以下(給与収入130万円以下)と記載ありますが、それよりも少ない103万円を超える収入を得てしまった場合については、要注意が必要となります。
あくまで所得税法上では「65万以下(給与収入130万円以下)」が対象としていても、住民税は対象外となりますので、その他会社から受けている手当などがあった場合はそちらも受けれなくなる場合があります。

障害者、寡婦(寡夫)のチェックが終わった次には

次は「D他の所得者が控除を受ける扶養親族等」になりますが、一般的な家族構成であれば空欄のままで構いません。
夫婦ともに稼ぎがあり、それぞれに扶養親族の項目を振り分けていたりする場合には、この欄にその該当者の情報を記入していきましょう。

最後の項目、住民税に関する事項

一番最後に記入するのは、この「16歳未満の扶養親族(平15.1.2以後生)」の部分を記入していきます。

ここは、16歳未満のお子さんがいらっしゃって扶養される場合には、こちらに記入します。
氏名(フリガナ)欄が小さいですが、頑張って見えるように書いていきましょう。
それ以外の項目については、今までご説明している項目と同様に記載をしていきましょう。

まとめ

非常に長い文章になりましたが、扶養控除申告書についてここまで見て頂くと全ての項目が埋まったかと思います。A4用紙1枚ですが、非常に内容が詰まった物になります。
理解するのは非常に難しい事ですが、日本国内に在住している限りは、税金からは逃れられませんので少しずつ理解できるところから確認をしていきましょう。

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岩原正樹

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