スプレッドシートで集計をする際に使える関数

Google社が公開している表計算ソフトでスプレッドシートという物があります。
これは、Microsoft社のExcelと同様な事が出来るのですが、スプレッドシートのみで用意されている関数があり、そのなかでも集計には使える関数がありますのでご紹介します。

UNIQUE関数

この関数について定義されている説明を確認すると下記になります。

重複する行を破棄して、指定したソース範囲内の一意の行を返します。行はソース範囲内の先頭から順に返されます。
Googleドキュメントエディタヘルプから引用

説明を見てわかる通り、重複削除を行う事が出来ます。Excelでも同じ事が出来ますが出力結果に違いがあります。
今回は200行のランダムデータを用意しました。それぞれどのように表示されるか確認してみましょう。

UNIQUE関数で重複を削除

メリット:元のデータは残って、結果が表示されます。
デメリット:重複行の削除はされますが、付随した列は出力されません。

EXCELで重複削除の場合


メリット:重複行で削除はされますが、付随した列も同じく出力されます。
デメリット:元のデータに上書きされ、結果が表示されます。

Excelでも重複削除は出来ますが、バージョンなどにより操作方法が違ったりしますので、ご注意ください。特定行のみの重複削除であれば、UNIQUE関数を使用する事で表示される事を覚えておきましょう。

QUERY関数

この関数について定義されている説明を確認すると下記になります。

Google Visualization API のクエリ言語を使用して、データ全体に対するクエリを実行します。
Googleドキュメントエディタヘルプから引用

説明を見ても分からないパターンです。
APIやクエリ言語の説明は今回省くとして、ザックリと何が出来るかと言うと「データの中で必要な部分だけを抽出する事が出来る」という事になります。

先程用意したランダムデータから、この中で特定データを抽出したいとか、この列のみ抽出したいと言った際にEXCELであればフィルタや別シートにコピーなど色々な方法がありますが、QUERY関数を使用するとそういった事がダイレクトに抽出する事が可能になります。

QUERY関数でデータ抽出

今回は、データ範囲を選択したあとに「”select A,B,C,D,E”」と記載しましたが、二重引用符(“”)マークと「select」で選択する事は必須になります。
この関数1行でデータを表示する事が可能であり、必要な列の入替・参照元データの反映がすぐに表示されると言った点は非常に便利です。

ARRAYFORMULA関数

この関数について定義されている説明を確認すると下記になります。

配列数式から返された値を複数行または複数列に表示したり、非配列関数で配列を使用したりすることができます。
Googleドキュメントエディタヘルプから引用

これも分かりそうで分からない説明です。
配列数式、非配列関数についてはこちらも説明は省きますが、ザックリと言えば「1個ずつセルに計算式を入れずとも、この関数1個で出力できる」と覚えて置いて間違いはありません。

ARRAYFORMULA関数の使用例

A列にある1~5の数字を+1させてB列に結果表示し、B列にプラス1させてC列に結果表示し、D列にA~C列をSUM関数によって合計をさせている表を用意しました。

この様に、通常だと全てのセルに対して計算式を入れますが、ARRAYFORMULA関数を使用する事で、15個のセルを使用していたものが3個で済む事になります。
今回は、ARRAYFORMULA関数とSUM関数の組み合わせの場合は、そのままでは上手く反映されない為に、別の関数も組み合わせて使用をさせておりますが、数式のコピーなど必要が無くなるので非常に便利です。

まとめ

スプレッドシートで集計をする際に役立つものを今回は紹介いたしました。
英語表記でもあり、色々と使い勝手に悩むかもしれませんが、一度ご自身で使って貰えばその便利さはご理解頂けると思います。
定型作業である部分については、関数で一気に処理をさせて時間を有効に使っていきましょう。

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岩原正樹

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