EXCEL、数学/三角関数のATAN2 関数
2019.05.26
説明
指定された x 座標と y 座標のアークタンジェント (逆正接) を返します。 アークタンジェントとは、x 軸と、原点 (0, 0) および座標点 (x 座標, y 座標) を通る線との間の角度のことです。 角度は -pi ~ pi の範囲内 (-pi を除く) のラジアンで示されます。
書式
ATAN2(x 座標, y 座標)
ATAN2 関数の書式には、次の引数があります。
x 座標 必ず指定します。 点の x 座標を指定します。
y 座標 必ず指定します。 点の y 座標を指定します。
解説
・正の結果は x 軸から左回りの角度、負の結果は右回りの角度を示します。
・ATAN2(a,b) と ATAN(b/a) は等しくなりますが、ATAN2 では a に値 0 を使用できる点が異なります。
・x 座標と y 座標が共に 0 の場合は、エラー値 #DIV/0! が返されます。
・アークタンジェントを度単位で表すには、結果に 180/PI() を掛けるか、DEGREES 関数を使用します。
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岩原正樹
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